ブッポウウォール
クライミング

2004/11/7




山登り、スキー、長野方面に出かけるときはよく使うこの道。車窓から目に飛び込む巨大にそびえる塔は以前から気になる存在でした。ブッポウウォールという巨大なクライミングの人口壁は鳳来町やまびこの丘にあります。奥三河鳳来寺周辺に「仏法僧」と鳴くと言われるコノハズクは愛知県の県の鳥でもあるそうです。この鳴声にちなんで名付けられたブッポウウォール。今回はここで行われた確保講習会に参加しました。
何処にいったのかハーネスが見つかりません。確保器にカラビナ、シュリンゲ、エイト環、ヌンチャクも一緒になってたのに。やむなく道具もないままに出かけることにしました。新車を購入。選択の基準は登山のためのアクセスを最優先しました。高速道から林道までストレスなく走れそうな車ということでこの車。三菱エアトレックスポーツギア。昨日の納車で初めての運転。ウキウキのはずがハーネスの行方で頭がいっぱいです。ブッポウウォールに到着すると、他のメンバーは既にそろっていました。ハーネスは借りることができました。
山を登る技術としてのクライミング、アルパインクライミングに「つるべ式」と言われる方法があります。同等の技術を持つ二人がリード(先を登る者)とフォロ−(リードを確保する者)を1ピッチ(一本のザイルで登れる距離)ごとに交代することで、効率的に何ピッチもあるようなロングルートを登ることができるというものだそうです。壁は使わずにザイルワークの手順を学びました。見ているとなるほどと思うのですが、実際にやってみるととまどってしまいます。繰り返しやってみて自分のものにできればと思いました。次に万一ザイルに宙吊りになってしまった場合、シュリンゲを使って登り返す方法。また登り返すことができない場合、確保者が救助のため確保のロープから離れる方法も学びました。クライミング初心者の自分にとっては内容の濃い有意義な講習でした。




稜線の風に吹かれて

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