板取山
1512.9m
2001/12/23










最近知り合ったS氏と二人、 南アルプス深南部、板取山1512.9mへ行ってきました。
寸又峡から沢口山1424.8mへ登るつもりで出発したのですが、 臨機応変といいますか、行き当たりばったりといいますか。 結局、板取山に登る事にしました。
静岡県は大井川を北上して、中川根町。
朝飯に、昼の弁当、ビールにおつまみと、コンビニで、仕入れた時、 レジで一万円札を出したら、釣り銭が7777円。 何と7が四つも並びました。幸運の予感です。
尾呂久保を抜けると、道はダートとなります。 さらに進めば、積雪。 寸又峡のつもりだったので、タイヤはスタッドレスには替えていませんでした。 マッドアンドスノーで、全く問題はなく、 大札山1373.6mを巻くように進み、車は山犬段に到着しました。 駐車場も広く、トイレもあります。無人の小屋もきれいに整備されていました。

9:50 山犬段1404m。登山口。反対方向に登れば、すぐに蕎麦粒山1627.1mがあります。

少しの下りの後、緩やかな登りが続きます。 新雪の上には、人の足跡はなく、小動物の足跡が続いていました。 八丁段との分岐、北側のトラバース道を選ぶ事にしました。 念の為に持って来たアイゼンは使わなかったものの、スパッツは泌需品です。 雪が少し深くなります。笹に積もった雪を踏みぬき滑り落ちたら大変です。

11:10 板取山1512.3m。

聖でしょうか。雪化粧の南アルプスが見えました。数枚のシャッターを切りました。

11:30 板取山。

少し迷いましたが、天水まで足を伸ばす事にしました。 雪をかぶった富士山。 初めて火を見る消防団の新米団員のように、シャッターを切ります。

12:10 天水1521m。

沢口山から蕎麦粒山に続く稜線。 その中間辺りにある板取山。 板取山から沢口山方向に1キロほどのところにある 1521地点が天水と呼ばれるピークです。

湯を沸かし昼食。 風はなく、雲はなく、富士山の展望は最高でした。

13:00 天水。

13:35 板取山。

山道に着いた雪に、太陽の光が七色に乱反射し、きれいでした。 帰りは八丁段を経由する事にしました。 ホーキ薙を左に見ながらの登りは、思った以上の勾配でした。

2:30 八丁段1562m。

本日の最高地点。

3:10 山犬段。

一人の登山者にも合う事なく、踏み跡もなく、 日だまりの雪山散歩でした。
帰路、県道藤枝天竜線、川根温泉で汗を流しました。





稜線の風に吹かれて

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