毛勝山
2414.4m


2010/5/3〜4

































ヤッケはもちろん中間着もザックの雨蓋の下。気温は上昇し気持ちのよい登山日和となる。サングラスは必携。日焼け止めを忘れてしまい少し分けてもらう。今年は例年よりも雪解けが遅いらしく、道路の整備が遅れて一時間ほど手前から林道を歩くことになった。今回はゼルブスト等の登攀具は装備に無い。その分、荷物は軽くすることができた。それでも雪山のテント泊。日帰りの山行のようなわけにはいかない。2000m近い標高差。急登の続く尾根をひたすら荷物を持ち上げる。
大規模な雪崩の音がこだまする。隣の尾根を望むと大きく成長した雪庇がはっきり確認できる。クレパスに落ちないよう、ルート取りも慎重になる。標高2000m付近の尾根上に雪を均しテントを設営する。
雪を溶かし水をつくる。パーティーは5人。翌日の行動の意見がまとまらない。毛勝三山縦走、猫又谷を下るのが当初の計画。雪崩を警戒して、沢を下る計画は変更。テントを置いてピストン。天気が許せば猫又山まで足を伸ばしもう一泊。天候によっては毛勝山だけにして即下山。あるいは三山ピストンのあと即日下山も考えながら、早朝の出発とする。
毛勝谷とは反対の斜面にきれいにシュプールが描かれていた。毛勝山山頂。メンバーに笑顔がこぼれる。展望無。生憎のガス。釜谷山、猫又山はあきらめて、下ることにする。幕営地に戻る頃に天気は回復。うまくいかないものだ。テント撤収。うんざりするほどに長い下り。下山後は金太郎温泉で汗を流す。






稜線の風に吹かれて



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