南木曽岳
1679m

2005/2/13







特急しなのを南木曽の駅で降り、改札を出れば既に予約してあったタクシーが駅前に待機していました。メンバーは10名。二台のタクシーに分乗します。今回は南からのルート。このところ南木曽の街には雪は積もってないそうです。林道で凍った路面にタイヤを滑らせながらもタクシーはキャンプ場をこえ登山口まであがることができました。
あるいはラッセル、わかんも準備しましたが必要ありません。適当にしまった雪は歩きやすくペースが上がります。かっぱも脱ぎ、セーターも脱ぎ、汗がにじみます。山頂を過ぎて視界が開けます。展望を楽しむことができました。雪上訓練、積雪の断面を切り取って表層雪崩の理屈、雪山での確保技術等を学びました。
自分たちとほぼ並行して歩いていた二人の登山者がいました。下山はその二人を追うように進みました。先行した二人の登山者が間違えたルートを気付かずにトレースし谷に迷い込んでしまったようです。下りも尾根ルートのはずでした。登り返すべきかとも思われました。雪は締まっており雪崩が起こる可能性は少ないこと。装備は万全であること。このまま下るというのがパーティーの判断でした。先行の二人に追いつきました。先は滝になっておりこれ以上下れないそうです。彼らはしばらく休んでから登り返すそうです。自分たちは滝を避けてトラバース。あるときはザイルも使い、枝につかまりながら急斜面を下りました。リーダーが先鋒となりルートを模索していました。どうやら急な斜面を下れば正規のルートに出れるようです。予定外の雪山バリエーションを楽しめました。(^_^;)





稜線の風に吹かれて

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