西穂高岳
2909m
2001/9/2
なぜか、神田うの。
彼女が僕を誘うのです。
でも僕には、心に決めた人が!?
彼女の激しい挑発。
その執拗さが、心をなびかせます。
自分が自分を押さえられない。
だめだ。
目覚ましのベルが鳴りました。
ぁ、山…。
眠気まなこで、枕元に置いた服に着替えます。
午前1時50分。
身支度を整え、水筒をザックに。
玄関を出れば、既に、T君が待ってました。
Aさん、Iさん。
集合時間に、
遅れてしまってごめんなさい。
自分にとっては、岐阜側からのアルプス登山は初めてだったのです。
目に映る、新穂高の温泉郷の景色がとっても新鮮でした。
鍋平まで車で上がり、しらかば平より、新穂高ロープウェイを使いました。
心配していた天気も、青空が広がり、絶好の登山日和となりました。
笠ガ岳2928mが見事に見えました。
山はもう秋の気配でしょうか。
朝の駐車場は、半袖では寒いくらいでした。
通常、9月のこの時期は、しらかば平発の始発は、8時40分。
混雑のためか、30分程早く動き出しました。
新穂高ロープウェイの営業時間等は、こちらでどうぞ。
西穂高口 8:45 − 9:35 西穂山荘 − 10:45 独標 −
12:05 西穂高岳山頂 12:25 − 13:20 独標
− 14:10 西穂山荘 − 15:15 西穂高口
風はなく、空は青く、気分は最高。
ごきげんの稜線漫歩が楽しめました。
前半、とばしすぎたせいでしょう。
独標2701m以降、少しばて気味だったような気もしますが、
充実した山行が楽しめました。
山頂に着く頃には、徐々にガスも出てきて少し残念でした。
それでも、帰りも楽しめる岩陵は、充分満足できるものでした。
おまけ。
西穂山荘の少し上で見つけた看板がありました。
写してありましたので紹介します。
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登山で一番気がかりになるのは天気です。この
地方でいわれている天気予測に使われているいい
ならわしは次のとおりです 参考にして下さい。
◇焼岳の煙が東に傾けば晴れ 急に北西に傾くと雨 少なければ
晴 多ければ雨 山頂を巻くときは雨 ◇朝焼けが白ければ晴
黒ければ必ず夕立 ◇霧が深く谷にたちこめるときは晴
◇朝雨と女の涙におどろくな(朝しょぼしょぼ降る雨はすぐ晴
れる)◇ザレ(小さい沢)に霧立つときは雨 ◇笠ガ岳の頭に
雲わずかにかかれば2〜3時穂高は曇る。
稜線の風に吹かれて