乗鞍岳
山スキー


2007/5/20





















山スキー山スキーと大騒ぎして板とビンディングを購入したものの、シーズンはもう終わろうとしてるのにやっと二度目の山スキーです。バスを使って位ヶ原山荘の予定でしたが、道路状況が悪くバスは運休だそうです。やむなく板を背負い三本松から登ることにしました。
山頂からすぐ下のコルでスキーのシールを剥します。風は強く飛ばされそうです。ザックにシールを押し込んで、少しだけ水を口に含みます。ビンディングに足を入れようとしてバックルが絞めてないことに気付きました。斜面を目の前に少しだけ興奮している自分がわかります。焦る気持ちを抑えバックルを絞めなおしました。
数回ターンを切って斜面に止まりました。痙攣。足が限界です。左足がまったく言うことを聞いてくれません。止まった場所が悪かった。腰を下ろすこともできない程の急斜面。バランスが崩れたらこのまま落ちていきそうなそんな気がしました。どうすればいい?左足は持ち上げることすらかないません。鶴のように片足のエッジに乗って左足の回復を待つしか術はありませんでした。どのくらい片足で立っていたでしょうか。一時はどうなることかと思いましたが、動かなかった足はうそのように復活して、無事下まで下ることができました。







稜線の風に吹かれて



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