仙丈ケ岳
3033m
2001/10/14
























登山口の北沢峠には、長野側と山梨側とどちらからも、 バスで入ることができます。 北沢峠へのバスの始発と最終を調べました。

戸台口発始発6:25北沢峠着7:25
北沢峠発最終15:55戸台口着16:50

広河原発始発6:50北沢峠着7:15
北沢峠発最終15:10広河原着15:35

戸台口を使った方が、35分、コースタイムを長く取れる。 これが魅力だったのですが、最終的に豊橋からのアクセスのよい 広河原から入ることにしました。

豊橋出発は、前夜PM9:40。
今回は、多米峠から、浜名湖レークサイドウエイを抜け、三ヶ日インター。 浜名湖レークサイドは、10時を回っていたので無料で通ることができました。 東名高速道路を、清水インターで降り、R52を、北へ。 白根町から芦安村。夜叉神トンネルを経て広河原に入りました。AM2:00。

広河原、午前2時。温度計は摂氏5度。よく晴れて、星がきれいに見えました。 350ccの缶ビールに、肴はコンビニで買ったするめ。 友人と二人、軽く缶をぶつけ合いました。 北沢峠行きのバスの始発は6時50分。 アラームを6時にセットし、毛布にくるまりました。

駐車場で仮眠の後、北沢峠行きの始発バスAM6:50に乗り込みました。

AM7:15北沢峠着。AM7:25登山口を歩き出します。

前回、傷めた膝にサポータをして、荷物は極力軽くして、 雪以外では使ったことがないストックを両手に持ちました。
最終のバスは、PM3:10。これに間に合わないと大変です。 それでも、膝をかばいつつ、ゆっくり歩きます。 歩き出しの30分、あるいは一時間。とにかくゆっくり歩く。 脂肪が燃え出すまでは、ゆっくり歩くのが、登山のセオリーだそうです。 何組もの登山者に、追越され、それでもゆっくり歩きました。
秋色に染まった山道。特に急な坂もなく、懐の深い山です。 単調な坂に飽きてきた頃、視界が開けました。

小仙丈ケ岳2673m。

雄大な山容は、28ミリの広角レンズにも納まりきれません。 駒ケ岳、鳳凰三山、手を伸ばせば届きそうな北岳。 富士山も見えました。

仙丈ケ岳山頂。AM10:35。思った以上に早く着きました。

何をおいても、缶ビールで乾杯。 幾重にも重なる山並みの向うに、北アルプス。 穂高に槍が見えました。

山頂AM11:05

下りは、馬の背ヒュッテから薮沢小屋、沢の水が凍っていました。 心配した膝は、下りも大丈夫。何とかもちそうです。 秋の谷は、尾根とは違った趣があります。

まだ本来の膝ではないですが、足を引きずる事もなく、下ることができました。 PM1:30。下山。北沢峠。

最終のバスの時間しかメモしてなかったのが失敗でした。 PM1:15の後は、最終のPM3:10までバスはありません。 長衛荘でビールを買って、バス停の横に腰を据えました。 日がかげると寒い。 ザックの中の服を着込んで、バスを待ちました。




稜線の風に吹かれて

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