常寒山
460m

2004/11/28















戦国の時代、長篠の合戦では武田の軍が陣地を構えた山だそうです。半日だけ時間を作って常寒山460m。とこさぶやまと読みますが、地元ではじょうかんさんとも言われるそうです。
最新のナビゲーションシステムも登山口よりも随分と手前で案内を打ち切りです。それらしい林道を曲がってみるとぐんぐんと標高は上がって、でも登山道らしき道は見当たらず。どうやら入る道が一本手前だったようです。東竹ノ輪。常寒山登山口と小さな看板が目にとまりました。民家に入って行ってしまうような道を進むと無舗装の林道に変ります。清流不動明王のお堂。このすぐ下に車を停める事ができました。お堂を右に進むと四十四曲がりといわれるつづら折れ。坂の途中で富幕山のパラボラアンテナが見えました。二万五千図には記されない林道。右に行くと稜線。そのまま下ればおそらく大平に出るはずです。林道に沿って歩けば鳥居。古びた鳥居をくぐり山頂に着くと、石の祠が祀られていました。
稜線をまたいで林道と反対の北面に登山道がありました。下りはこれを歩くことにしました。450ピークを巻いて右に折れるとすぐに登りの道と合流しました。四十四曲がりへ曲がる道を見落としてしばらく林道を下ってしまいました。もし引き返さなければ西竹ノ輪に出ることを後で知りました。標は無く地図に載らない道に惑わされます。終始、誰にも会うことなく静かな山行でした。かつて道も整備された信仰の山は、その道も少しずつ荒れてきているようにも思えました。



10:05 不動明王
10:40 常寒山山頂
11:25 不動明王




稜線の風に吹かれて

inserted by FC2 system