蝶ヶ岳
2664.3m
2000/9/10
Aさん、Kさん、自分の3人で、
北ア、蝶ヶ岳2664.3mに行ってきました。
名古屋を、午前0時出発。
豊科インターを降り、
登山口の三股についたのが午前3時をまわっていました。
目覚ましをセットし、「おやすみなさい」
5時起床。
東の空の、朝焼けが素晴らしく、早速カメラを取り出しました。
Aさん製、
秘伝のレモン蜂蜜ドリンクとサンドイッチ、
ゆで卵をいただき、「ごちそうさま〜」
6時、山頂に向けて出発です。
初めての蝶ヶ岳、地図に刻まれた、等高線の細かさに少々びびり気味。
なのは自分だけ?
本沢に沿って進めば、すぐに、常念との分岐。
蝶ヶ岳に向かいます。
少し沢沿いのルート、釣り橋を左に渡り、坂がはじまります。
まだまだ序の口。これからです。
蝶沢の手前、ルートは左に折れ、第一の急登の始まりです。
振り返れば、常念沢のガレ。前常念岳2661.8mが見えます。
雲が、沢を登ってきます。
なんとかかんとか、1916。第一の急坂を登りきりました。
風が止みました。静かな林。森の緑。
雲の切れ目の空の青が、奇麗です。
メインディッシュはこれからです。
最後の急坂。単調な長い坂。
「もうあきたー」
と、うさぎ跳びをはじめるK女史…
うそです。
長い急坂も、呼吸も乱さずの先導。さすがです。
蝶ヶ岳ヒュッテが見えました。
稜線の向うに、穂高。
ヒュッテ南の2677に登りました。
少し休憩した後、蝶槍へ。
Aさんは、ヒュッテで待つ事にしました。
余裕の稜線漫歩…
というわけには行かず、アップダウンがきついです。
雄大な穂高の峰は、頂きを雲に隠されてはいるものの、
雲が生み出す、光と影が、深く美しく、心を動かします。
蝶槍の岩に腰を下ろし、ビールを取り出します。
一瞬間だけ、北穂3106mが、その山頂を現しました。
Aさんの待つヒュッテに戻り、昼食です。
Kさん製ランチ、特製スープ。「いっただきまーす」
名残惜しい、山肌を眺め、
穂高に向かいつぶやきます。
「またくるね。」
雨がぱらつきます。下りは雨。本降り。
雷まで鳴りました。途中まで下ると雨は上がりました。
稜線の風に吹かれて