金山、雨生山(三河)
423.4m、313m

2005/4/3







午前中に用事を済ませたら、その後は仲間の花見に顔を出すつもりでした。 雨の予報。人が集まらないこと。花も少し早いこともあったと思います。花見は来週に延期になったとメールが入っていました。 予報は外れて、しかもポカポカ陽気。家でじっとしている手はない。 というわけで、近くの山に出かけてきました。
雨生山。雨が生れる山と書いてうぶさんと読みます。 雨が降らなかった理由を確かめに行ったわけではありませんが、味のある名前ですね。 東名高速道路を走ると宇利トンネルを境にして愛知が静岡となります。そのトンネルの上あたりにあるのが雨生山。国道301号線、宇利峠が登山口。県境の尾根に金山423.4m、雨生(うぶ)山313mはあります。
宇利峠に車を置いて、閉まったゲートをすり抜けて林道を歩きます。 林道にリンドウ。なんて親父ギャグは置いといて、ハルリンドウの紫の花があちこち咲いていました。 しばらく林道を歩くと湿原の中を稜線の鞍部に向かって踏み跡がつづいているように見えました。でも道標はないのでここではないのかなと思いながらも行ってみることにしました。道は徐々に薄くなり、やはりというかついには籔。稜線までは遠くないはずなの で前進を続けました。人影を見つけました。三脚の付いたカメラを担い青年でした。藪の中から現れた男に少し驚いた様子。もうしばらく歩くとまともな道にでることができました。金山423.4mと、雨生山313mと、下りは稜線沿い。県と県を分ける稜線から二つの街が見渡せました。 左右に静岡と愛知の街を見て、ザックも持たずに気ままに一時間と少しの山旅でした。

13:55 宇利峠
14:30 金山
14:50 雨生山
14:05 宇利峠




稜線の風に吹かれて

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