焼岳(北ア)
2455m
2000/8/15















AM08:00 新中の湯道焼岳登り口 

        りんどう平

AM09:15 旧中の湯道分岐

AM10:30 焼岳北峰2393m

        ビール休憩

AM11:15 焼岳北峰

        旧中尾峠 中尾温泉分岐

PM00:05 展望台

        昼食

PM01:00 焼岳小屋

PM02:10 上湯沢

        西穂高登山口

        田代橋

        上高地バスターミナル

        ( タクシーにて )

        新中の湯道焼岳登り口



台風も去り、何とか天気も、大丈夫かなぁーと、 友人と2人、焼岳に行く事にしました。
高速道は使わずに、19号。 薮原から、境峠を抜け、梓湖、158号に入りました。 沢渡を過ぎ、釜トンネル入口を更に越え、 安房トンネル手前の旧道を、安房峠に向かいます。
ヘヤピンをいくつも越えると、中の湯温泉旅館。 もう少し行くと、数台の車が置ける、路肩スペースがあります。 ここが、焼岳中の湯道登り口。 98年に開通したルートだそうです。 350ccのビールを空け、ランクルのベッドで横になります。
先日、初めてのアメリカ。 ニューヨークで出会った、日本人に聞かれました。 「あなたは、なぜ山に登るのですか?」 その時、自分は答えました。 「山に登ると、体の中が、浄化されるようなそんな気がします。」
前半、友人が先導。少し、ハイペース。 何故かニューヨークの時の事を少し考えながら登っていました。 その人は言いました。 「山の頂上に立つと、視点が山の高さになる。山と同じ高さになれる。」 「気分がいい。」 「下から見上げていたら駄目だ。自分が小さくなってしまう。」 「上から見下ろして、自分を大きくした方がいい。」
少々の鼓動の乱れがあったりします。 呼吸が、体の中の全てを入れ替えてくれるようなそんな気がします。 街での孤独とかストレスとか、 すべて吐き出させてくれるようです。 自然との一体感。 ふと見ると、美しい風景。 山はいいですね。
中の湯道の旧道と新道の合流地点を過ぎ、下堀沢。 その向こうに、霞沢岳2646m。 少し登れば、南峰と北峰が見えました。 美しい峰から、白煙が立ち上ります。
山肌を登り切ると、火口湖が、目に飛び込みます。 来てよかった。 少し、岩場を這い上がると、北峰2393m。 上は意外に広く、展望が楽しめます。
霞で、残念ながら、穂高の全景は、見られませんでした。 上高地が見えました。
ピストンで下るつもりが… 上高地の美しさに誘われて、 上高地に下る事にしました。
タクシー待ちの長蛇を覚悟しながら。




稜線の風に吹かれて


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