弓折岳
2588m

2004/10/10





























今度の台風は今年最大だそうです。その台風は当初の予報よりもその速度を増し、東海、関東地方を直撃。予想よりも早く通過したおかげで、あるいは台風一過の青空を期待しつつ不確かな天気の中を出発することにしました。東海北陸道を使い奥飛騨へ。雨やまぬ中、新穂高温泉。友人がサファリのエンジンを切ったのは深夜1時半。4時間半の旅を終えた後はお決まりのビールで乾杯。薬なのか毒なのか飛騨の地酒を身体に注入。車中でしばらく眠ります。目覚めると時計は4時半を少しまわっていました。雨は止む様子もなく降り続きます。あと二時間待っても止まぬなら、山はあきらめて温泉に切り替えようか。サンドイッチを頬張りながら、まだ暗く山頂へ続く林道を眺めていました。あきらめかけた頃、少し雨脚も衰えてきたようです。出発の決断。歩き出すのは遅くなったもののメンバー4人、予定通り鏡平を目指すことにしました。
「クアーッ、ビールってこんなに美味かっただろかー」鏡平小屋の前、ウッドデッキ、木のテーブル。ザックを降ろし中から取り出したのは缶ビール。山好きなのか酒好きなのか。この瞬間が山をやる大きな理由の一つだったりします。じゃがりこをつまみに350ccを飲み干して地図を広げます。帰りの時間も考えて弓折岳なら射程距離。ザックを背負いなおしピークハント。少しペースが上がったらヘロヘロです。このルート、雲がなければ槍に穂高が覆い被さってくるはずです。残念ながら今日は穂先は最後まで見えませんでした。でも稜線から見る北アの山々はすばらしく紅葉の北アルプスを充分堪能することができました。


6:15 新穂高第3駐車場
7:25 笠新道分岐
7:35 わさび平
7:50 わさび平
9:25 イタドリが原
10:35 鏡平山荘
11:05 鏡平山荘
11:55 弓折岳分岐
12:10 弓折岳
12:20 弓折岳
12:50 鏡平山荘
13:10 鏡平山荘
15:05 わさび平
15:15 わさび平
16:15 新穂高第3駐車場




稜線の風に吹かれて

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